借地権とは何か?

認められている権利は、それが必要であるからこそ認められている、と言えます。私達は自分たちの生活に関わっている権利のことは良く知っているかもしれませんが、それ以外の権利に関しては、あまり知らないことも多くあるかもしれません。しかし、今回取り上げる、一見聞きなれない権利については、私達と無関係とも言えない権利です。それが、『借地権』です。土地の売買などを行っておられる方は、既に何度も聞きなれた言葉かもしれません。借地権とは、いわゆる『他人の土地を、借りることのできる』権利のことです。例えば、私達のほとんどは、自分の土地というものを持っていません。ですから、本来であれば家は建てることができないのです。そこで、家を建てるためには、家を建てたいと思っている土地の所有者から、土地を借りる必要があります。そうして初めて、家を建てることができるのです。ここで行使されるのが、『借地権』です。詳細についてはまた次のページから説明しますが、そういった場合に必要な権利のことを指します。

借地権は、今説明したように、建物などを所有する目的で発動します。これは、いわゆる土地を『賃貸』しているようなものであり、アパートやマンションなどを借りている時と同様、賃貸料のようなものを支払う必要性があります。この権利には、様々な規定があるのですが、細かい規定は抜きにして、大雑把な部分だけでも知っていただけたら、と思います。